※ぷらいべったーverでは、『三井が呼ぶ攻めの名前』『攻めが呼ぶ三井の呼び方』を自由に変換することができます
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「……っ、三井さん…!」
「あっ、…だめ、だ……っ、ああっ」
いやいやと力なくかぶりを振る抵抗は、なんの妨げにもならない。手首をぐっと掴んで押し付け、首筋をきつく吸うと、三井さんは腰のあたりを震わせた。
「三井さん……ここ、好きなんすか……?」
「んっ、いやっ……ちがっ…ああっ」
「首筋、舐めたら……すごく気持ちよさそう」
「そんなこと……ああッ…♡」
言葉とは裏腹に、潤んだ瞳は確実に『雄』を欲しがっている。いつも朗らかに微笑んで荷物を受け取ってくれる様子とは一変し、あえかな吐息を漏らしながら恥ずかしげに目をそらす三井さんは全身からいやらしさを醸し出している。
平日の昼下がり、きっとこのドアを隔てた外はいつもと変わらない日常が広がっているはずだ。子供が公園で遊んでいたり、学生は学校で勉学に励み、高層階のビル群が立ち並ぶ駅前では、会社員が真面目にデスクに座り、パソコンで仕事をしているのだろう。きっとこの人の『旦那』も。
此処だけが非日常で、あってはいけないことをしている。
こんなことをして、もしバレたらどうしようだとか。まだ三ケ月しか働いていないのに、もうバイトをクビになってしまうんだろうなとか。そんなことを考えて、本当は歯止めをきかせないといけない理性は、頭の片隅に追いやられてしまった。
ただ、ただ……この人が欲しい。この人が欲しがっているモノを、すべて、俺が与えてやりたい。
「……宅配員さん …っ」
とろり、と溶けてしまいそうな甘さで俺の名前を呼ぶ、狂おしいほどに可愛くて可哀相なこのひとを、何も考えられないくらいに気持ち良くさせてやりたい。
「……三井さん、っ…ここ、ぷっくり立ってる」
「んっ……や、あ♡♡」
服の上からでもわかる、胸の中心の屹立を短く切りそろえた爪でやわく引っ掻く。もどかしげに背中を反らすのがいじらしい。
「服の上からじゃ、いや?」
「んんっ……う…」
「良いのか、悪いのか。ちゃんと言ってくれないと……」
我ながらずるいことを言っているなと思うけど、三井さんがいやがることはしたくない。じっと見つめていると、恥ずかしそうに目を伏せながら、おずおずと服の裾をめくってくれた。
「……あ、すごい……乳首、真っ赤に熟れてるみたいに」
「も、言わな……ぃ…で…」
「すげえ、美味そう……」
その尖った先端に思わずしゃぶりつくと、三井さんは喉を鳴らして俺の後頭部の髪をくしゃりとつかんだ。
「あっ♡ああぅ♡♡そこっ…こりこり、しちゃ…ああっ♡♡」
「ここ?」
「ああっ♡そ、そぉ!!す、すき………は、ああっ♡」
その時、ドアの向こうから楽しげな話声が聞こえてきた。昭和の頃に建てられたこの団地の防音設備はそこまで高くないらしく、薄い扉を隔てた声は存外響いている。このままだと中の嬌声も聞こえかねない。
「三井さんっ…ちょっとだけ…静かに……」
「……!っひ、ああっ♡♡やっ、耳…んんっ♡」
一度箍が外れてしまった声は自分で抑えようとしても抑えきれないらしい。耳元で俺が囁いた声すらも性感帯になるらしく、涙目でふるふると首を振る。腕は自分が抑えているから、手で口をふさぐこともできない。
「……これ、汚いけど…声が出そうになったらぐっと噛んでおいてくれますか」
「んっ……」
そばに脱ぎ捨てていた、俺の制服を三井さんに噛んでもらうように促す。数時間働きっぱなしで、きっと……俺の汗のにおいとかすごいと思うけど、ほかに噛んでもらう布のようなものが無いので仕方がない。
「声出そうになったら、これ……噛んでください」
「んんっ♡んん……んん~っ♡♡♡」
俺の服を噛みしめて、三井さんがこくこくと頷く。冷静に考えると、近くに人が居るときくらい何もせずに息をひそめていればいいのだけれど、もうお互いそんな事を考える余裕もなく、この『非日常』に没頭していた。
萎えることなくぴんと張りつめた乳首は俺の唾液でてらてらとぬめり、よりいっそう弄って欲しげに小さく震えている。
舐めて、吸って、舌先で転がして。そのたびに三井さんは俺の服をぎゅっと噛んで声を出さないように耐えて。外に聞こえないよう、懸命に俺の服を噛んで声を殺している姿も最高にそそられる。もう、どんなことをしても、二人にとって興奮のスパイスにしかならない。
そうこうしているうちに、無事に笑い声は少しずつ遠くなっていった。
「三井さん、もう…大丈夫……」
「んう……っ、ふ……」
弛緩した三井さんの口から自分の服を取り出すと、服と唇の間に唾液がたらり、と糸を引く。その様子がひどく淫靡で、自分の下半身もより一層熱くなってしまう。
この人が欲しい、俺の滾ったこれを、この人のナカで擦り上げてひとつになりたい。
ふと、彼の下半身を見ると、エプロンやズボンに隠れて分からなかったそこが、布越しでも硬く張りつめているのが目に入る。荒い息を吐きながら、放蕩とした顔でこちらをぼんやりと見つめている様子からして、自分のこの状態は理解できていないのだろう。
「三井さん……ここ…さっきよりすごい……大きくなってる」
「っ、あ……!や、っ」
「もしかして……俺の匂いで興奮した…とか……?」
「い、や……言わないでっ……♡」
「三井さん、若い男の汗くさい臭いで興奮…しちゃったんですか……?」
「んっ♡んん~~っ♡」
「ダメ。ちゃんと言わないとずっとここ、さわってあげられない」
「んっ♡♡ああっ……んっ…こうふん、したっ……」
「俺のにおいで……?」
「んっ♡汗くさい…におい……ひさびさ、だったからあ……♡」
「っ……三井さん、すげえ…かわいい……」
ご褒美とばかりに手早くズボンを脱がしてやると、すでに下着は中心を濃いグレーに染め上げ、先走りでぐっしょりと濡れている。そのまま指をかけて下着を下ろすと、中からぶるんとしなった大きな屹立が顔をのぞかせた。
「っ……三井さん、こんなにさせてたんですか?」
「んっ…ああっ……宅配員さんが…する……からっ…♡」
「俺が何をするって…?」
「……えっち、な……コト……」
「でももっと、えっちなことしてほしいでしょ?」
「んっ…♡」
おずおずと脚を開いて、窄まった秘部をこちらによく見えるようにする三井さんはたまらなく淫靡で、いますぐにでもぶち込みたくなる衝動を隠すので精一杯だ。
慣らしてもいない『そこ』は、固く閉ざされているはずなのに、その縁はてらてらと先走りに濡れているだけではなく、縦にふっくらとやわらかく綻んで、俺を待ち望んでいるように見える。
「三井さん、もしかして毎晩……自分でシてた?」
「あっ♡……」
「全部、俺に教えて。……こんな姿まで見せて、もう隠すことなんて無いよね?」
「んっ…シ、てた……宅配員さんに…宅配便…届けてもらう、たびに……っ…ナカがきゅうってなって…欲しく、なって……こんなのっ……あっ♡だめ、だって…わかってるのに…っ♡ 宅配員さんが…っ、いつか……こうやって、抱いてくれないかな…っ…て……♡♡」
「っ………!!」
「あっ♡おっきくなった……♡♡」
「も、入れていいっ、すか……!」
「んっ、ちょうだい♡ 宅配員さんのちんぽ……はやく俺のなかに…たくさんっ…ちょうだい♡んっ……ああっ♡」
ゴムを付けるのも忘れて、三井さんの中に亀頭を挿し入れた。
俺を待ち望んでいたらしい淫肉のうねりは、ひくひくと蠕動して俺の陰茎を優しく包み込んでくる。雁首を呑み込んだ後孔は、少しでも腰を引くと逃さないと言わんばかりに、きゅうっと締め付けてくる。絶妙な強弱で、思わず俺も声を漏らしてしまうほどに、三井さんのナカはすべてを搾り取られそうだ。
「うっ……っは……やばい…三井さん……すごっ……」
「アッ♡♡ンンッ♡ナカに……もっと…ごりごり、してっ♡♡ 宅配員さんの……おっきいの、もっと奥にこつこつしてぇっ♡♡」
「……っ、アンタ……えろ、すぎ……!」
「あっ♡ああっ、んっ、ひあっ、宅配員さん♡♡あっ、きもちいいっ♡こんなの…あっんんっ♡ひさしぶりっ……はっ、ァァ……も、もっとお……」
三井さんを押し倒していたはずの視界が反転した……と思った瞬間、ずしっと腰の辺りに重みを感じる。気づいた時には、三井さんが跨るような形で、俺の下腹のあたりに手を添えて恍惚とした表情を浮かべていた。
「ちょ、…三井さん……!!」
「もっと……たくさん…ほしい♡♡ 宅配員さんの……ぜんぶ…んっ♡おれの、ナカに……んんっ♡出して、ぇ♡♡」
三井さんが腰を落とすたびに、決して小さくはない三井さんの肉竿がぶるんとしなって揺れている。捲り上げられた服から見えている朱に染まった乳首も、端正に鍛えられた腹筋もすべてが俺の目の前で淫靡に揺れている。夢なんじゃないかって思うくらい、俺の上に跨る三井さんはいやらしい。
「あっ……くっ…三井さん……っ、もう…!」
「んっ♡ナカ…いいからっ♡ 宅配員さんのせーえき、沢山だしていい、から……♡♡」
「………っ、ァ!」
耐え切れずに三井さんの腰をぐっと掴み、最奥に叩きつけるように精液を流し込む。
二度、三度と数回に分けてすべてを出し切ると、同じく俺の腹に精液を散らし、事後特有の放蕩とした顔で、三井さんが笑った。
end