台風の影響でライブビューイングを映画館に伺って拝見することができず(本当に本当に許さない台風の事……何よりもどんな何よりも台風が地雷です)編集版ではありますが、タケヒコの生の言葉をやっと聞くことができました。キャストの皆さんのお話も勿論良かったのですが、今回MEMOを書くことに決めたのはタケヒコ(愛を以て友達のように呼ばせていただいております……井上雄彦神のことです)の生の言葉が聞けたから
ありがとう 本当に ありがとうございました
新しいSLAMDUNKを私たちに見せてくれて……本当にありがとうございました
タケヒコの『山王戦ということを明示せずに~』の所、心なしかタケヒコの目が潤んでたような気がしたのは私の気のせいでしょうか?その当時の、様々な…………ええ、本当に様々な意見が心ないSNSで飛び交っていたこと、否定的にコメントしていた方々の事、私は決して忘れたわけではございません(怨念……笑)
その当時のことが思い出されて、なんだか私もグッときて泣いてしまいました。
以下、2022/11/10のふせったーより
↓ ↓ ↓
COURTSIDEを読んだ自分からすると、タケヒコはむしろ映画に消極的で、おそらく自分以外の人間の手によって自分が大切に描いてきたものが改変される事に、少し嫌気がさしていたんだと思うんだよね。
それは悪意のある改変じゃなくてもそう。
自分が大切だと思えば思うほど、沢山の人がかかわることで、自分が思い描いたものと違うものが世に出されていく……。
自分―……原作者以外のレンズで通された、漫画と違う媒体のコンテンツという概念でいえば、それは当たり前のこと。でも、それが許せない気持ちも、自分が生み出したキャラクターを愛するがゆえの気持ちからくるものっていうコトもわかる。
そんなタケヒコが、長年にわたる情熱に押され、「そうだね、映画やろう」って思って、制作から関わって何十年ぶりにSLAMDUNKが見れるの、全部全部立ち上げたスタッフさんの熱量・SLAMDUNKにかける思いがあったから出来たことだと思っています。
どんな世界最高峰の技術を持ってこようが、このスタッフさんたちじゃなかったら、タケヒコは首を縦に振らなかったと思う。
その熱量とSLAMDUNKへの愛に対して、私はまず何よりも先にリスペクトがくるわけです。
そのリスペクトは、ちょっと不器用な広報マーケティングも含めて(フフwがんばってねw)と思えるやつだったりします。
前述しましたが、どんな最高峰の技術を持ってこようが、秀逸なマーケティングを広告会社が持ってこようが、このスタッフさんたちじゃなかったら、タケヒコは首を縦に振らなかったと思うので。
タケヒコを口説いてくれてありがとう。
タケヒコと一緒に映画を作ってくれてありがとう。
私はその『映画化』の一報で、SLAMDUNKに出会った人間の一人です。
これがなかったら、一生読んでないかもしれない。その出会いに対して、本当に本当に感謝してもしきれません。
そのタケヒコが率いるチーム・SLAMDUNK。
声優さんを含め、むしろすでにSLAMDUNKファミリーになっている彼らの決めた事に対して
そして外野の我々がほぼ何も知らない状態(コマ送りにしようが数十秒のPV)であーだこーだいうことに関して、本当にナンセンスだと思っているので敢えて特に触れてはきませんでした。
この世界は、出る杭は打たれる。(杭を打ちもしない人から)
新しいことをしようとすると批判が出る。(新しいことに挑戦しようともしない人から)
先駆者には常に先ず人々は訝しんで疑ってかかる。
それはサブカルチャーの世界だけでなく、発明でも政治でも何でも。どんな時代のどんなパイオニアにも降りかかったモノだと思っています。
そんな熱量と愛と、そして原作者の思いが加わった新しい作品を、私は何のバイアスもかかってない状態で楽しみに待ちたい。
勿論旧アニメも愛しているし、それと同じくらい新映画も愛したい。
タケヒコが新しく紡いでくれるSLAMDUNKの世界を、まっさらな気持ちで感じたい。
大声で批判をする人はそれはそれで自由だし、その自由と同時に、楽しみだ~!!!って大声で言う自由も同じく保証されていないとおかしい。
……ので、私は『楽しみだ~!!!!!』って大声で叫びます。
映画を見た当日、『楽しみだ~!!!!』って同じく言ってるフォロワーたちと、ワイワイとスペースかモクリではしゃげる日が待ち遠しいです。LOVE!!
こんなふせったーを書いていた自分に対して『タケヒコを信じてよかったね』と自分で思えて泣いてしまいました。
過去の自分……公開前日まで(なんでそんな今までSDの事なんて1mmも言ってないようなアカウントにどうこう偉そうに言われないといけないんだろう……)と、世間の声に泣きそうになりながらも批判に知らんぷりをして、スタッフさんを……声優さんを……THE FIRTST SLAMDUNKというチームを信じてきた自分が、今日の井上雄彦という神様の言葉で報われた気がしました。
すごいなあ、井上雄彦の愛って、キャラクターにも勿論向けられているけど、私達のようなファンに対しても愛が物凄くあるんだなって実感できて、また涙腺がよわよわになります。ザファは、私たちに向けての『贈り物』だったんだ………
□□□
12/3という大事な大事な公開日のあと、ずっと楽しみにしてきたモノが終わってしまった(初見のあの感動は二度と味わえない)ことに今年の3月末くらいまで割と絶望していたような気がします。
正直なことをいうと、公開前にあんなに喧々囂々と批評していたのに見事なほどの手のひら返しをして絶賛している人を見かけた際は、冷ややかな目で見てしまった時もありました(これは上でもちょっと記述はしましたが……)
もう公開前には戻れない事を分かっていながらも、あの頃に戻りたいと思ったこともありました
でもそういう気持ちが徐々に無くなって来たのは、タケはじめスタッフさんが本当に色々な方に見て貰って、とても嬉しそうな様子に気づいたからです
色々な批評や非難を浴びて一番つらかったであろう彼等が、何年も何年もコツコツと作り上げてきた作品が最高の形で評価されていて幸せそうな様子は、私の心の奥に深く染み入るものがありました かたくなに『こけのむすまで』だった自分の心が『Rolling Stone』でもいいじゃないか、変わっていくことを恐れるな……と思わせてくれました
私の一番の幸せは、タケヒコがHAPPYでいられることです
今、少しの寂しさもありながらも、タケが本当にHAPPYな形でこの映画のフィナーレをしめくくってくれたことは、私にとってこの上ない幸せです
しかも、公開前後も変わらずおおよその推測で(1stがあったからといって2ndは100%ない)という意見が、タケの口から直接発される言葉によって『やるといったらやらなければならないし、やらないといったら、やりたいときにこまる』という言葉で私は一番びっくりしました
制作中は本当にSLAMDUNKという作品の中では最後のつもりで関わっていたかもしれない…………でもあそこであの言葉が出るという事 0%じゃないんだと思わせてくれた事 タケのなかでも『Rolling Stone』があったかもしれない事
これは本当に本当に沢山の色々な方が映画を見て、愛して、ラブコールを届けてくれたおかげで、希望が持てる事 言葉では表しきれないくらい嬉しいです
過去も勿論素敵だった けど、私が生きている以上、もう過去には帰れない
12/3の前日に帰ることもできない
生きている限り、私は未来に向かって歩いていくしかないけれど、その歩いていく未来にもしかしたら、また『同じ根を持つ新たなSLAMDUNK』がタケヒコの手によって生まれてくるかもしれない
その””もしかしたら””を心の奥底にこっそりと宝物のように守りながら、これからザファが上映されない日々を生きていく覚悟は、もう決めています
正直、後悔は全くないです
もう、数えるのすら億劫になるくらい(おそらくポイント鑑賞できた回数をざっくり数えたら30回は超えている)映画館の大きなスクリーンで、躍動する皆を浴びれたこと、本当に本当に忘れない
人生で、もうこんなにも同じ映画を見に行くことはきっとありません
それほどに、本当に THE FIRST SLAMDUNK は私の人生で無くてはならない作品であったこと
また、その作品の公開と世間の盛り上がりをリアルタイムで感じられたこと、一生忘れません
いつまで二次創作活動(SDジャンル活動ではなく、同人活動まるっと全体のこと)を続けるかわかりませんが、もし二次創作をやめたとしても、SLAMDUNKは私の中で永遠に愛すべき作品として残り続けるし、流川楓……三井寿…………一生、私のなかで鮮やかに生き続けます
…………なんか、二次創作やめるみたいな感じになっちゃったんですけど、今の所は続けるつもりです!!!!!勿論!!!笑
いつもあたたかいマシュマロを頂いたり、ウェーブボックスでサイトの拍手代わりにポチポチしてくださったり、既刊や新刊の感想をひとことでも頂けたときは『一生続けるゥ~~~!!!』と豚もおだてりゃ木に登る状態になります笑
最近はインテ原稿を終え、秋の国家試験を控えており、仕事と勉強で必死でなかなか新しいモノを書けていないことに若干の焦りもあるのですが、自分なりにのんびりとやっていこう…!と心がけて楽しく活動していきたいです(ので、冬以降のなんか…アンソロとか寄稿とか楽しい事とかあったらメチャクチャ誘って欲しいですね…!!!ぼっちなのでここでこっそりと呟きます笑)
皆様の THE LAST が素敵なものになりますように………………
2023.08.31 ゆずこ